Robert Boyer
Edward Elgar 2004
インターネット経済の乱気流ぶりはどのような意味を持っていたのであろうか? ロベール・ボワイエは、我々が今現在体験しているデジタル・トランスフォーメーションが孕む意味を計ろうとする努力に対して意義深く新鮮な洞察を行なっている。分析的規律と歴史的パースペクティヴを備えたボワイエは、学者や教師、インターネットの発展に興味のある人達やそれに囲まれて暮らしている人達に重要な解釈をもたらしている。 – John Zysman, カルフォニア大学, バークリー, US
この本で、ロベール・ボワイエは「ニュー・エコノミー」の起源・進行・崩壊を辿り、1990年代アメリカの活況ぶりに新しい解釈を行なっている。
ICT(情報コミュニケーション・テクノロジー)の普及とは、また、金融システムのトランスフォーメーション=変容、会社経営の再組織化や新しいポリシーミックスの出現への理解を求める物語の一部分にしか過ぎないと断じる。この本では、テクノロジーのイノヴェーションに対する長期での回顧的分析も行なわれており、OECD諸国の国際的比較を通じて「ニュー・エコノミー」の希望とペテンに対する闊達で批評的な査定を下している。