Jean-Philippe Touffut編
Edward Elgar 2003
執筆者:Philippe Aghion, Bruno Amable with Pascal Petit, Timothy Bresnahan, Paul A. David, David Marsden, AnnaLee Saxenian, Günther Schmid, Robert M. Solow, Wolfgang Streeck, Jean-Philippe Touffut.
ここ最近、イノヴェーションと経済成長に対する関心は経済学の論考において爆発的に高まっているのに対し、制度の役割は大方見落とされて来た。この本を出版するにあたって、ジャン=フィリップ・トゥフュは先導的な国際的学者達を一同に集め、制度・イノヴェーション活動・経済成長の間の繋がりについて開拓的で厳密な分析を行なった。この著作が導き出した結論に関しては議論の余地がない。すなわち、制度は経済成長を実現する上でも重要であるということだけでなく、そのインパクトは体系的で予見できるようなやり方で理解され得るということだ。– David B. Audretsch, インディアナ大学, US
この本には、著名な学者がイノヴェーションと成長について執筆した情報に富み、また情報発信力の高い論考が収められている—長期的な経済的繁栄に関して最も批評的なトピックとなっているのは明らかだろう。これらの試論は学生や経済学の論文における諸諸の分析的なテーマ同士の関連性に関して強い関心を抱いているものにとって極めて説得的なものになるであろう。– William J. Baumol, ニューヨーク大学, US 及び プリンストン大学, US
ノーベル賞経済学者ロバート・ソローが編集の総責任者を務めるこの新しい重要な叢書の最初の本である『制度、イノヴェーションと成長』は国際的に一流と認められている執筆者を集めて作られた。先導的な経済学者達が、労働市場からコーポレート・ガバナンスに到る幅広い範囲に跨がるテーマに焦点を当てつつ、イノヴェーションと経済成長に関する議論に参加している。また、OECD内における様々な成長径路が、特にアメリカとヨーロッパの間のコントラストを強調することによって、査定されている。この本は様々な国々の軌跡を考慮することによって、これらの制度的なファクターを同定しようとしているのだが、こういった分析はヨーロッパの経済成長の促進に有益なもののように思われる。